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巨人ファンが語る「ヤクルトにイチオシ!補強指定選手」とは?

今オフ、FAでヤクルトから相川亮二を獲得した巨人。仮にヤクルトが巨人から提出されたプロテクトリスト外の選手から一人選ぶとしたら……巨人ファンが、あえてヤクルト側目線に立ち、補償ではなく補強という視点から予想をしてみた。

2014/12/19

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相川亮二が抜けた分、経験豊富な第三の捕手に触手か?

ガチでやると重くなるし、ネタでやると不謹慎。

けれど、この時期に避けて通れないプロテクトリスト記事。
ヤクルトから巨人にFA移籍してきた相川亮二の人的補償選手予想。
正直、プロテクト28名中23名くらいは誰がやってもほとんど変わらへん。
残り5名にぶっこむと言っても、どのメディアでも名前が挙がる選手は大抵決まっている。
毎度おなじみ「高額年俸選手はプロテクト外」なんて、リアリティゼロのFA都市伝説にもさすがに飽きてきた。

しかも冷静に考えると、FA選手を獲得しときながら「人的補償選手を獲られる」というのはおかしな表現だ。
補償じゃなく、補強。
「誰がヤクルトの補強指定選手として選ばれるのか?」
巨人にはまだまだこんなお得なオススメ選手がいるんです!
そんな前のめりのテンションで記事を書こうと思う。
送別会で主催者側が泣いていると、送り出される側は意外と冷めちまう。
別れ話でお姉ちゃんの前で泣くような男は、数日後の女子会でディスられてお終いだ。
どうせなら、笑顔でサヨナラジャイアンツ。
俺らの自慢の選手を紹介します。
今回は、巨人ファンからヤクルトの皆さんへ期待の補強指定選手プレゼンである。

来季のヤクルトは、24歳中村悠平と22歳西田明央のヤング正捕手争い。
この若い彼らをサポートするはずだったベテラン相川が巨人へ移籍。
…なんだけど、32歳の田中雅彦は今季1軍出場ゼロ、2軍でも打率103と低迷した。
同じく32歳の新田玄気は今オフに捕手から打撃投手へ転身。
ドラフト3位で山川晃司(福工大城東高)を指名したが、まずは2軍でじっくり育成だろう。
現状、1軍レベルの捕手は中村と西田のみ。さすがにこれはちとヤバイ。
そこで補強指定選手として、一気に浮上するのが「実松一成」「加藤健」という2人の巨人ベテラン捕手の名前である。

彼らは巨人で阿部慎之助のサポート役を長年経験してきた。
いわば痒い所に手が届く「第3捕手職人」。
今季はドラ1小林の加入で1軍出場数は減ったものの、ともに来春34歳。
実松は1軍で通算455試合、カトケンは通算148試合のキャリアを誇る。
若手捕手のサポート役としては適任だろう。
中村と西田を育てるために、ベテラン第3捕手をぶっこむリアル。

確かに、報道では真中監督の「即戦力外野手が欲しい」発言が話題を呼んだ。
移籍候補選手として度々名前の挙がる巨人の松本哲也は、安定した守備力を誇る外野手だ。
俺だって、松っちゃんは好きさ。出場機会さえ与えられれば、それなりの成績は残すと思う。
それでも、今のヤクルトのプライオリティーは「外野守備固め」よりも、「ベテラン第3捕手」のほうが上ではないだろうか。

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