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球団に”怒り”も…契約更改で不満を見せた歴代選手(5)レギュラー以外の低評価に”苦言”

2025/07/24 NEW

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産経新聞社



(左から)杉内俊哉、関本賢太郎、福留孝介

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 中盤戦に突入している2025年のプロ野球。シーズンが終わると、各選手は契約更改に臨むことになる。近年の契約更改では大きな問題もほとんどなくなったが、かつては球団側の提示額に納得できず、記者会見で怒りを露わにする選手も珍しくなかった。ここでは、契約更改で不満を見せた歴代選手を紹介したい。

森本学

森本学
出身:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:175cm/78kg
生年月日:1978年1月6日
ドラフト:2002年ドラフト6巡目
 
 控え選手に対する評価の見直しを求め、保留を選択したのが福岡ソフトバンクホークスの森本学だ。
 
 森本は大阪桐蔭高で持ち前のユーティリティぶりを発揮。卒業後は福井工業大に進学すると、リーグ戦では首位打者も獲得した。
 

 
 その後、社会人野球のシダックスでプレーを続け、2003年にダイエー(現:ソフトバンク)に入団。
 
 入団後しばらくは控え、あるいは守備固めといった起用が多かったものの、2009年は松田宣浩の故障もあってキャリアハイの95試合に出場。
 
 だが、球団からの提示額は自らの希望額には届かず。「レギュラーだけで試合をやってみてください」と主張した。改めて、控え選手の大切さを認識する一件だったと言えるだろう。

 

 
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【了】



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