恐るべし阪神の”再生工場”!タイガース移籍で飛躍した投手(3)今シーズンは再復活…?
2025/06/25 NEW
産経新聞社

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プロ野球の世界では、環境の変化によって苦しんでいた選手が復活、覚醒した例も少なくない。野村克也監督が選手を復活させた際には、「野村再生工場」という言葉が使われた。他にも、投手力に強みを持つ阪神タイガースでは、数々の選手が復活、覚醒を果たしてきた。今回は、阪神に移籍したことで成績を大きく飛躍させた投手を紹介する。
加治屋蓮
投打:右投右打
身長/体重:185cm/90kg
生年月日:1991年11月25日
ドラフト:2013年ドラフト1位
戦略外通告を受けながらも阪神タイガースで再び輝きを放った加治屋蓮。3球団目となる東北楽天ゴールデンイーグルスでも躍動している。
JR九州から2013年ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスへ入団。入団後数年間はプロの壁に阻まれたが、プロ5年目の2018年に大ブレイク。
同年は72試合に登板し4勝3敗、31ホールド、防御率3.38の好成績をマーク。しかし、翌年は30試合登板で防御率6.00に終わると、翌年以降は出場機会が減少。
2020年に戦力外通告を受け、阪神が獲得を発表。移籍1年目は不本意な成績で終わったが、2023年は51試合の登板で防御率2.56の好成績を収め、リーグ優勝、日本一に貢献。
しかし、昨季は13試合の登板で防御率4.50の成績に終わり、オフに2度目の戦力外通告。2025年からは楽天の一員としてプレーすることを決断した。
新天地で迎えた今季は、徐々に調子を上げ、移籍後初セーブも記録。楽天リリーフ陣の中で存在感を示している。
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