恐るべし阪神の”再生工場”!タイガース移籍で飛躍した投手(2)日本球界で”リスタート”
2025/06/24 NEW
産経新聞社

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プロ野球の世界では、環境の変化によって苦しんでいた選手が復活、覚醒した例も少なくない。野村克也監督が選手を復活させた際には、「野村再生工場」という言葉が使われた。他にも、投手力に強みを持つ阪神タイガースでは、数々の選手が復活、覚醒を果たしてきた。今回は、阪神に移籍したことで成績を大きく飛躍させた投手を紹介する。
ジェイソン・スタンリッジ
投打:右投右打
身長/体重:191cm/110kg
生年月日:1978年11月9日
NPBで計3球団に在籍し、通算75勝を挙げたジェイソン・スタンリッジ。福岡ソフトバンクホークスで一定の活躍を見せたが、阪神タイガースでも存在感を発揮した。
MLBドラフト1巡目でタンパベイ・デビルレイズ(現:レイズ)に入団。その後、複数のメジャー球団を渡り歩き、2007年途中にソフトバンクの一員となった。
同年はシーズン途中加入ながら7勝を記録する活躍を見せたが、翌2008年は打ち込まれるケースが目立ち、同年限りで戦力外通告を受けた。
その後はマイナーリーグでのプレーを経て2010年に阪神に入団すると、同年は23試合の登板で11勝5敗、防御率3.49の好成績を収め、自身初となる2桁勝利を達成した。
翌年以降も先発ローテーションを守り抜き、3年連続で防御率2点台と安定したピッチングを披露。
2014年からは古巣ソフトバンクに復帰し、2年連続で2桁勝利をマーク。2016年から千葉ロッテマリーンズでプレーし、2018年に引退を表明した。
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