恐るべし阪神の”再生工場”!タイガース移籍で復活・躍進を果たした投手6人。輝き放った選手たち
2025/06/23
産経新聞社
加藤康介
投打:左投左打
身長/体重:182cm/85kg
生年月日:1978年7月2日
ドラフト:2000年ドラフト2位
阪神タイガースが4球団目のチームとなった加藤康介も、阪神在籍時に驚異的な活躍を見せた一人だ。
清水商業高から日本大に進学し、2000年ドラフト2位で千葉ロッテマリーンズに入団。ルーキーイヤーは34試合に登板、防御率は4点台だったが、9勝をマークした。
翌年にも32 試合の登板で11勝を挙げたが、2003年からは持病、故障に苦しみ一軍では結果を残せず。2007年に金銭トレードでオリックス・バファローズへ移籍。
オリックスで2シーズンを過ごしたのち、2009年から横浜ベイスターズに移籍。2010年に戦力外通告を受け、翌年から阪神に加入した。
阪神での2年目を迎えた2012年、41試合の登板で防御率0.83という驚異的な成績を残すと、翌2013年には自己最多の61試合登板、防御率1.97と安定した投球を披露。
2014年以降は故障に苦しみ、2015年に自身3度目の戦力外通告を受けた。その後は独立リーグでのプレーを経て、2017年限りで現役引退を表明した。
【了】