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恐るべし阪神の”再生工場”!タイガース移籍で復活・躍進を果たした投手6人。輝き放った選手たち

2025/06/23

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産経新聞社



ロベルト・スアレス

阪神ロベルト・スアレス
投打:右投右打
身長/体重:188cm/95kg
生年月日:1991年3月1日

 
 阪神タイガースの絶対的守護神として君臨し、チームに大きく貢献した助っ人選手がロベルト・スアレスだ。
 
 メキシカンリーグで好成績を収めていたスアレスは、2016年に福岡ソフトバンクホークスに加入。入団1年目から58試合に登板し、2勝6敗、26ホールド、防御率3.19の成績を残した。
 

 
 しかし、2017年にトミー・ジョン手術を受け、シーズンを全休。2018年に復帰を果たしたが、精彩を欠く投球が続き2019年オフに戦力外通告を受けた。
 
 2020年から阪神に入団。シーズン途中から抑えを任されると、豪速球を武器にセーブを量産。51試合登板、25セーブ、防御率2.24の好成績を収め、同年のセーブ王に輝いた。
 
 翌2021年も62試合登板、42セーブ、防御率1.16と圧巻のピッチングを披露。2年連続のセーブ王を獲得した右腕は、翌年からメジャーリーグのサンディエゴ・パドレスへ移籍した。
 
 2024年にはクローザーとして起用され、65試合登板で9勝、36セーブ、防御率2.77の好成績を残すなど日米で一流クローザーとして名を馳せている。

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