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【9月2日千葉ロッテ対埼玉西武戦、BBC独自採点】菊池、石川両者一歩も譲らない投手戦でドロー

9月2日千葉ロッテ対埼玉西武戦は1-1の引き分けに終わった。現地取材に基づき、この試合をベースボールチャンネル独自基準にて採点を行ってみたい。

2016/09/03

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息詰まる投手戦

 千葉ロッテ対埼玉西武の20回戦は、延長12回でも決着がつかず1-1の引き分けに終わった。

 試合はロッテの先発石川と西武の先発菊池が立ち上がりから気迫のこもったピッチングを披露し、両者一歩も譲らない投手戦を展開した。

 石川は3回表にメヒアに適時打を浴びて1失点、菊池は4回、清田にスクイズを決められて1失点したものの、その後は、両者とも要所を締めて粘り強く投げた。

 試合後、ロッテ伊東監督は「先発の石川は、この2試合、早い回でマウンドを降りていたので心配した。今日は8回1失点ですから、よく投げてくれた」とエース・涌井に継ぐ存在として期待している石川の復調を喜んだ。「救援陣も大変だったけど、よく我慢してくれた」と選手たちの奮闘を称えていた。

 一方、これまで早い回での降板が多かった西武・菊池は8回132球の熱投。8回裏には、2死満塁で代打・デスパイネという窮地も迎えたが、最後は三塁ゴロに打ち取って、役目を果たした。菊池は「自分は投手戦が好きで、相手が好投手の中、こういう試合をしたかった。楽しい試合でした」とはにかんだ。

 試合は決着しなかったが、最後まで息の詰まるような好ゲームだった。

 採点は以下の通り。

採点基準
8  シーズンに1試合あるかないかの活躍
7.5 突き抜けた活躍
7  勝利貢献度上
6.5 勝利貢献度中
6  勝利貢献度小
5.5 活躍した選手
5  可もなく不可もない
4.5 足を引っ張った
4  敗戦につながるミス
3.5 退場など試合を壊す

さらに現地取材の内容を加味します。

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