ブレイクは幻だったのか?2年目のジンクスに苦しむ選手6人。巻き返しを図りたい選手たち
2025/06/14
産経新聞社
水谷瞬
・投打:右投右打
・身長/体重:193cm/100kg
・生年月日:2001年3月9日
・経歴:石見智翠館高
・ドラフト:2018年ドラフト5位
今季、開幕前に日本代表メンバーに選出された水谷瞬も、今季は調子が上がっていない。
石見智翠館高では、高校通算21本塁打をマーク。将来性を高く期待され、2018年ドラフト5位で福岡ソフトバンクホークスに入団した。
入団後は二軍、三軍で経験を積み、2021年はファームで69試合に出場し、打率.276をマーク。しかし、戦力が充実しているソフトバンクにおいて、一軍出場は叶わない日々が続いた。
そんな中、2023年オフの現役ドラフトで、北海道日本ハムファイターズに指名された水谷。この移籍が功を奏し、昨季の交流戦では史上最高打率となる.438をマークし、交流戦MVPを獲得した。
最終的に、同年は一軍で97試合に出場し、打率.287(規定未満)、9本塁打、39打点の成績を記録。まさにブレイクを果たしたシーズンとなった。
今季は開幕前に実施された「侍ジャパンシリーズ2025」の日本代表に選出され、先頭打者アーチを記録した。
また、シーズン入り後は不調だったが、交流戦では安打が生まれている。今後の打棒爆発に期待だ。