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ブレイクは幻だったのか?2年目のジンクスに苦しむ選手6人。巻き返しを図りたい選手たち

2025/06/14 NEW

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産経新聞社



(左から)阪神・前川右京、巨人・泉圭輔、日本ハム・水谷瞬

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 今では聞かれることも少なくなった「2年目のジンクス」。ただ、実質2年目と言える選手の中には、昨季と比較して成績が伸び悩んでいるケースも見られている。活躍し続けるというのは、この世界では難しいことなのだ。今回は、2年目のジンクスに苦しんでいる選手を取り上げる。

泉圭輔

巨人・泉圭輔
・投打:右投右打
・身長/体重:188cm/82kg
・生年月日:1997年3月2日
・経歴:金沢西高 – 金沢星稜大
・ドラフト:2018年ドラフト6位
 
 読売ジャイアンツに移籍し、復活を遂げたかに思えた泉圭輔。ところが、移籍2年目の今季は精彩を欠く投球が続いている。
 
 金沢西高から金沢星稜大に進学すると、4年春にベストナインを受賞するなど活躍。十分な実績を収めた泉に対し、福岡ソフトバンクホークスが2018年ドラフト6位で指名した。
 

 
 入団後はリリーフとして起用され、2020年にキャリアハイの40試合に登板。同年は防御率2.08と安定した投球を見せ、勝ちパターンでの起用が増えていた。
 
 そんな中、2023年はわずか3試合の一軍登板にとどまり、同年オフに巨人へトレード移籍。新天地での復活を誓った中、昨季は35試合の登板で防御率1.93の好成績を残し、移籍前年の不振から見事に立ち直った。
 
 しかし、より重要な場面での活躍が予想された今季は、ここまで5試合の登板で防御率7.94という状況。チームのリリーフ陣は強力だが、這い上がっていけるか注目だ。

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