大化け必至!?2025年、1軍で頭角を現している逸材6人。次世代のスター候補たち
2025/06/07
産経新聞社

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長年活躍を見せている主力が不振に陥ることもあれば、突如としてブレイクを果たす選手もいるのがプロ野球の世界だ。そういった若手が活躍すると、チーム内の競争が激化し、相乗効果も期待される。2025年の今季も、一軍で結果を残している若手選手がいる。今回は、覚醒の兆しを見せている若手選手を取り上げたい。
増田陸
・投打:右投右打
・身長/体重:179cm/88kg
・生年月日:2000年6月17日
・経歴:明秀学園日立高
・ドラフト:2018年ドラフト2位
今季、一軍で存在感を発揮している増田陸。レギュラー定着に向けて勝負の1年を過ごしている。
明秀学園日立高では3年春の甲子園に出場し、高校通算34本塁打をマーク。将来性を期待され、2018年ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団した。
しかし、プロ入り後は一軍での出場機会に恵まれず、ファームでの成績も振るわなかった。2021年オフに育成落ちを経験するなど、崖っぷちと言える状態だった。
ただ、翌2022年の開幕前に支配下復帰を果たすと、同年は一軍で5本塁打をマーク。確かなパンチ力を見せた一方、2023年は左肘の負傷もあり、一軍出場なしに終わった。
今季も開幕一軍入りを逃したが、4月下旬に一軍昇格。それ以降はコンスタントにヒットを積み重ね、金沢で開催された広島戦では先頭打者ホームランを放った。
チームの主砲・岡本和真が不在の中、高卒7年目の増田陸がチームを引っ張っている。