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ドラゴンズの歴史が変わる…?中日、交流戦初優勝へのキーマンとなる選手6人

2025/06/02

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産経新聞社



松山晋也

中日・松山晋也
・投打:右投右打
・身長/体重:188cm/92kg
・生年月日:2000年6月23日
・経歴:八戸学院野辺地西高 – 八戸学院大
・ドラフト:2022年育成選手ドラフト1位
 
 抑えの松山晋也も、交流戦での活躍を期待したい選手のひとりだ。
 
 昨季までの絶対的守護神、ライデル・マルティネスが読売ジャイアンツに移籍したのに伴い、今季からクローザーを任されている松山。ここまで堂々の投球を見せている。

 

 
 最速150キロ超えの直球と角度のある高速フォークボールで、最後を締めくくる姿をここまで何度見たことか。
 
 個人的に印象に残るのは、5月21日のDeNA戦の9回に登板したシーンである。
 
 2三振を含む3人斬りをして見せたのだが、この試合最後の打者・牧秀悟から奪った三振は圧巻のひと言。伸びのある直球が低めにズバリと決まり、見逃し三振を喫した牧がしばらく唖然とするほどだった。

 
 また、今季は22回2/3を投げて奪三振率12.17をマーク。前守護神のマルティネスが、23回2/3を投げて奪三振率8.37なので、そのすごさを物語っている。
 
 交流戦でパ・リーグの各打者が、松山の剛速球に唖然とする姿が何回みられるだろうか。ズドンと重そうな直球は、打者にとって驚異になるだろう。

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