ドラゴンズの歴史が変わる…?中日、交流戦初優勝へのキーマンとなる選手6人
2025/06/02
産経新聞社
上林誠知
・投打:右投左打
・身長/体重:185cm/90kg
・生年月日:1995年8月1日
・経歴:仙台育英高
・ドラフト:2013年ドラフト4位
交流戦を戦う上では、上林誠知にも注目したい。
昨季は移籍年ということもあり、シーズンの成績が思わしくなかった上林だが、今季は好調だ。
今季は50試合の出場で打率.279、7本塁打、22打点、9盗塁と、打撃面でも盗塁面でもチームを引っ張る上林。印象的なのは、5月16日の巨人戦だ。
この試合で上林は2打席連続本塁打を放っているのだが、2本目は巨人の絶対的なセットアッパー・大勢の154キロをはじき返しての本塁打だった。
大勢の今季の被本塁打はこれが初めてだったので、なおさら価値のある一発だろう。この調子を維持して、交流戦に突入してもらいたい。
ちなみに上林の交流戦の成績だが、キャリアハイの成績を残した2018年には、打率.296、7本塁打、18打点をマークしている。
ソフトバンク時代のアキレス腱断裂や戦力外通告など、数々の試練を重ねた上林が活躍すれば、そこにドラマが生まれる。
セ・リーグに移籍してからの交流戦で活躍する、上林の姿を見たい。