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ドラゴンズの歴史が変わる…?中日、交流戦初優勝へのキーマンとなる選手6人

2025/06/02

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産経新聞社



(左から)中日・涌井秀章、井上一樹監督、上林誠知

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 セ・リーグ、パ・リーグの全球団が総当たりで激突する交流戦。2005年から開始以降、過去に8球団が栄冠を掴んでいるが、中日ドラゴンズは優勝経験がない。今季もリーグ5位に沈んでいるが、交流戦で頂点に立ち、流れを変えたいところだ。今回は、中日の交流戦初優勝へのキーマンを紹介する。(文・シモ/成績は6月1日終了時点)

涌井秀章

中日・涌井秀章
・投打:右投右打
・身長/体重:185cm/85kg
・生年月日:1986年6月21日
・経歴:横浜高
・ドラフト:2004年ドラフト1巡目
 
 涌井秀章の交流戦には、話題が尽きない。
 
 東京ヤクルトスワローズ・石川雅規の29勝に次ぐ、交流戦26勝を挙げている涌井。交流戦の投球回数では、2005年の交流戦開始から数えて441イニングと歴代1位の登板数である。
 

 
 涌井はプロ21年間の中で、西武、ロッテ、楽天、中日に所属しているが、所属4球団での交流戦勝利は歴代最多タイだ。

 
 昨季の交流戦でも、0勝1敗ながら3試合の登板で防御率2.25と素晴らしい成績を挙げている涌井。

 
 中日ドラゴンズに移籍して3年目の今季は、4試合の登板で2勝1敗、防御率1.44と好調なので、交流戦までこの調子を維持してもらいたい。

 
 涌井はパ・リーグ時代からソフトバンク戦27勝を挙げているが、中日の今季の交流戦は、ソフトバンクとの一戦から始まる。この3連戦のどこかで、涌井を先発させるのも面白いかもしれない。

 
 持ち前の粘り強い投球術を、今季もパ・リーグの各打者に見せてもらいたいものだ。

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