タイガースの歴史が変わる…?阪神、交流戦初優勝へのキーマンとなる選手6人
2025/06/02
産経新聞社

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セ・リーグ、パ・リーグの全球団が総当たりで激突する交流戦。2005年から開始以降、過去に8球団が栄冠を掴んでいるが、阪神タイガースは優勝経験がない。ただ、近年は充実した戦力を誇り、初優勝を狙えるチームと言っても過言ではない。今回は、阪神の交流戦初優勝へのキーマンを紹介する。(文・シモ/成績は6月1日終了時点)
大山悠輔
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/95kg
・生年月日:1994年12月19日
・経歴:つくば秀英高 – 白鴎大
・ドラフト:2016年ドラフト1位
交流戦の優勝には、阪神タイガースの酸いも甘いも知る大山悠輔の活躍が欠かせない。
今季は藤川球児監督の方針で5番に座るが、3月は打率.182、4月は打率.241と序盤は調子が上がらなかった。
バットを擦るような感じでチャンスに内野ゴロゲッツーか、フライというケースが多いように見受けられた。
しかし、復調の気配が徐々に見えている。
5月16日の広島戦の第3打席では、無死一塁からヒットでつなぎ、チャンスメイク。翌17日の広島戦の2-0とリードした場面では、1死二、三塁からダメ押しの2点適時二塁打を放ち、勝利に貢献した。
また、同20日、21日の巨人戦では2試合連続で猛打賞を記録。本来の姿を取り戻しつつある。
「夏の大山」が、暖かい季節とともに上り調子になってくれば、3番・森下翔太、4番・佐藤輝明のあとを打つ脅威の5番打者として、交流戦優勝も見えてくるだろう。
2022年の交流戦では、日本ハム戦で1試合3本塁打を打つなど、打率.313、7本塁打、21打点の活躍で交流戦2冠に輝いた。
今季の交流戦はその日本ハム戦から始まるが、猛打爆発に期待だ。