FA権が取れない!? プロ野球、今オフのFA有力候補選手6人。一軍登録日数が“不足”する?
2025/05/26
産経新聞社
国吉佑樹(千葉ロッテマリーンズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:196cm/106kg
・生年月日:1991年9月24日
・経歴:秀岳館高
・ドラフト:2009年育成選手ドラフト1位
昨季は球団新記録となる24試合連続無失点を達成し、41試合に登板した国吉佑樹。今季は一転、いまだ一軍登板がない状況だ。
2009年育成選手ドラフト1位で横浜ベイスターズに入団。高卒2年目の2011年に支配下登録を勝ち取ると、翌2012年には先発ローテーションに定着し、19試合登板で4勝12敗、防御率3.67をマークした。
その後は中継ぎに転向し、2019年には自己最多の53試合に登板。2021年は防御率5点台と苦しんでいた中で、シーズン途中に有吉優樹との交換トレードで千葉ロッテマリーンズに移籍。
新天地では息を吹き返し、移籍後に限っては25試合の登板で2勝0敗17ホールド、防御率1.44の好成績を残した。
翌2022年からは登板機会が激減したが、昨季は41試合の登板で3勝1敗10ホールド、防御率1.51と復活。
しかし、今季は再び状態を落とし、開幕から二軍暮らしが続いている。国内FA権の取得が見込まれていたが、正念場のシーズンとなりそうだ。