期待通りの大活躍…阪神、今世紀最強ドラ1選手(5)代表級のリードオフマン
2025/06/12
産経新聞社

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プロ野球の世界では、ドラフト1位入団の選手には特に大きな期待が寄せられる。中には実力を発揮できないまま戦力外となる選手もいるが、プレッシャーを乗り越えて球界を代表する選手となった例も多い。今回は、阪神タイガースからドラフト1位指名を受け、チームの中心となった選手を紹介する。
近本光司
出身:兵庫県
投打:左投左打
身長/体重:171cm/71kg
生年月日:1994年11月9日
ドラフト:2018年ドラフト1位
今や阪神タイガースに欠かせない選手となった近本光司。今シーズンもリードオフマンとしてチームを支える存在だ。
社高校、関西学院大学を経て、大阪ガスに進んだ近本。チームを都市対抗優勝に導くなど走攻守3拍子揃った外野手として活躍し、2018年ドラフト1位で阪神に入団した。
ルーキーイヤーは序盤こそ苦しんだが、徐々に本領を発揮し始め、最終的には新人歴代3位となる159安打をマーク。また、36個の盗塁を記録して盗塁王に輝くなど、ルーキーながら記録ずくめのシーズンを過ごした。
その後もリードオフマンとして活躍を続け、2023年は129試合の出場で打率.285、8本塁打、54打点、28盗塁をマークし、リーグ優勝、日本一の原動力となった。
昨季も141試合に出場し、3年連続5度目の盗塁王(19個)に輝くなど、及第点以上の数字を残した近本。
今季も走攻守でチームを支え、2年ぶりのリーグ優勝、日本一奪還を目指して戦い続ける。
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