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高卒1年目で”即戦力”…新人離れの成績残した歴代野手(4)4番を任される圧倒的打棒

2025/06/09

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産経新聞社



西武時代の清原和博(左)と中日時代の立浪和義

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 開幕から熱い戦いを繰り広げている今シーズンのプロ野球。今季も多くの球団で新人選手が戦力となっており、一軍の舞台で存在感を示している選手が多数存在する。そこで今回は、高卒1年目に圧倒的な活躍を見せた選手6人を紹介する。<野手編>

 

 

張本勲


 
1年目成績:125試合、打率.275、115安打、13本塁打、57打点、10盗塁
 
 張本は広島・松本商(現・瀬戸内高)から浪華商(現・大体大浪商)に転校したのち、野球部に入部。張本は主力として甲子園の切符を手にする。しかし不祥事が相次ぎ、張本の甲子園出場は叶わなかった。
 

 
 1959年に東映に入団。松木謙治郎コーチの下、猛練習に励み「6番・レフト」として、開幕スタメンに名を連ねる。同試合では結果を出せずに途中交代となったが、翌日の試合でプロ初ヒットと初ホームランを放った。6月からは4番に座り、最終的に新人王を獲得する活躍をみせた。
 
 その後は首位打者7回、日本プロ野球史上初の3000安打に加え、前人未到となる9年連続、16度のシーズン打率3割と数々の金字塔を打ち立てた。歴代2位の9666打数を数えながら、通算打率.319(同3位)の数字は圧巻だ。

 

 
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【了】



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