高卒1年目で”即戦力”…新人離れの成績残した歴代野手(3)最年少記録の数々…
2025/06/02
産経新聞社

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開幕から熱い戦いを繰り広げている今シーズンのプロ野球。今季も多くの球団で新人選手が戦力となっており、一軍の舞台で存在感を示している選手が多数存在する。そこで今回は、高卒1年目に圧倒的な活躍を見せた選手6人を紹介する。<野手編>
榎本喜八
1年目成績:139試合、打率.298、146安打、16本塁打、67打点、12盗塁
榎本は早稲田実に入学すると、3度の甲子園出場を果たす。全国大会では不振だったこともあり、どこの球団からもオファーは届かなかった。毎日オリオンズの入団テストにて、そのバッティングスタイルが首脳陣の目を引き、1955年に毎日に入団することとなった。
ルーキーイヤーはオープン戦の活躍が認められ、5番で開幕戦スタメン出場を果たす。その後のシーズンは主に3番打者として活躍し、新人王を獲得した。打率3割には僅かに届かなかったものの、試合数や打席、打数、安打(146安打)や出塁率(.414)なども高卒新人の歴代最高記録を叩き出している。
その後は、プロ野球界史上最年少での1000安打、2000安打を達成。首位打者2回、最多安打4回などの成績を残した。
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