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“西武の3番”渡部聖弥の表情が変わった。“4回表の場面”は復活の兆し。連敗中の髙橋光成なら…

2025/05/08 NEW

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産経新聞社



(左から)西武・渡部聖弥、髙橋光成

プロ野球 最新情報

 昨季は91敗を喫した埼玉西武ライオンズだが、今季は投手陣の奮闘もあって、勝率.500前後をキープ中だ。GW中は3連敗を喫したが、今月7日の福岡ソフトバンクホークスとの試合を制して連敗を止めた。同試合は連敗脱出のみでなく、未来を担うルーキーの活躍、エースの復活など、明るい未来が垣間見える試合でもあった。(文・羽中田)

 

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「彼しかできない経験」ルーキーが見せた表情の変化

 
 GW明け初戦となった5月7日。試合開始前は閑古鳥が鳴いたベルーナドームも、終わってみれば20,104人を動員した。試合は、前日とは対照的な展開となった。
 
 先制したのはソフトバンクだった。緒方理貢の盗塁死直後に、復帰したばかりの栗原陵矢が先制の2号ソロホームランを放ち、嫌な雰囲気を振り払う。
 

 
 1回裏、西武は「初回先頭の鬼・西川愛也」が今日も出塁し、タイラー・ネビンのタイムリーヒットですぐさま同点に追いつく。この後もソフトバンク先発・東浜巨を攻め立て、このイニングで3点を奪って逆転した。
 
 特筆すべきは3番・渡部聖弥だ。第一打席の3球目でランエンドヒットを決めた直後の表情には安堵感が見え、打席中とは表情がハッキリと変化していた。そして、第二打席以降は精神的な余裕を持って打席に入れていた。ルーキーには荷が重いが、それも含めて彼しかできない経験をしている。

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