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オリックス、自力V消滅もネバーギブアップ。イチローの言葉を低迷打破の『ヒント』に

元気のないオリックスだが、神宮でのヤクルト戦では粘り強い戦いを見せた。

2016/06/05

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なかなか浮上のきっかけがつかめない

 オリックスに元気がない。現在リーグ5位。借金も2ケタにまで膨らんでいる。仕切り直しで臨んだはずの交流戦は開幕カードで本拠地・京セラドームに巨人を迎え撃ったものの、屈辱の3タテを食らってしまった。前カードの阪神戦2戦目(東京ドーム・5月28日)まで7連敗を喫し、4カード連続負け越し中だった巨人を蘇生させる立役者となってしまった。

 まだ6月上旬であるにも関わらず、最下位の楽天とともに早くも自力Vが消滅。現状を考えればクライマックスシリーズ出場圏内のAクラス入りを狙うしかないが、3位・日本ハムとの差も思うように縮まらずにまだまだ明らかな射程圏外。非常に厳しい戦いが続いている。

 チーム防御率4.54、同打率.246はいずれもリーグ最下位。特に停滞の続く打線についてはここ1、2年に補強した選手が本来の実力を発揮できていないのが要因の一つでもある。

 一昨年のオフに米国帰りの中島裕之、日本ハムからFA宣言した小谷野栄一、DeNAを自由契約になったトニー・ブランコを打線の要として大型契約で獲得したが、移籍1年目の昨季は3選手hsいずれも期待通りの成績を残せなかった。

 今オフには新外国人の大砲候補としてブレント・モレル、ブライアン・ボクセビックが入団。だが両助っ人ともにシーズン序盤の段階から不振による二軍降格を経験するなど苦しみ、打棒も湿っている。

 ファンもフラストレーションが溜まっているはずだ。一昨年の2014年シーズンではソフトバンクとのデッドヒートの末、惜しくも及ばずに2位。6年ぶりの2位とBクラス脱出により、第1次仰木彬監督時代以来の黄金期復活への期待値もにわかに高まっていた。しかしながら昨季はまさかの5位に沈み、今季もなかなか浮上のきっかけをつかめない。

【次ページ】粘り強い戦いを

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shiro