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“過大評価”の声も…? 実力より評価が高すぎる選手(6)去就注目のサウスポーだったが

2024/05/07

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産経新聞社



(左から)DeNA・石田健大、巨人・梶谷隆幸、ソフトバンク・武田翔太

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 プロ野球の世界では、ドラフトでの指名順位やタイトル受賞歴など、過去の実績が高い評価に繋がることが多い。該当する選手には大きな期待がかけられ、主力としての活躍が当たり前に求められる。しかし、高評価をされながらも、思うような働きができないケースも存在する。ここでは、過大評価との声も多い現役選手を紹介したい。

 

 

石田健大(横浜DeNAベイスターズ)

DeNA・石田健大
・投打:左投左打
・身長/体重:180cm/85kg
・生年月日:1993年3月1日
・経歴:広島工 – 法政大
・ドラフト:2014年ドラフト2位

  
 ここまで3度の開幕投手を務めるなど、球団から高い評価を得ている石田健大だが、2桁勝利の経験はなく、規定投球回への到達も1度のみとなっている。
 
 2014年ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団すると、ルーキーイヤーから一軍デビュー。翌2016年には25試合(153回)を投げ、9勝4敗、防御率3.12の好成績を残した。
 

 
 2017年は初の開幕投手を務めたが、規定投球回への到達を逃して6勝どまり。その後も成績を落とし、一時は中継ぎに配置転換となった。
 
 2022年から再び先発に戻ると、同年は15試合の登板で7勝を記録。2023年は3度目の開幕投手を務めたが、23試合(118回)を投じて4勝9敗、防御率3.97とやや不安定な結果に終わった。
 
 同年オフには国内FA権を行使するも、熟考の末に残留を決断。節目のプロ10年目を迎える2024年は、自身初の2桁勝利を目指したい。

 

 
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【了】