無名校からスターに! プロ野球の世界で一流に駆け上がった6人。一線級へ昇りつめた選手たち
2025/05/14
産経新聞社
佐藤輝明(阪神タイガース)
・投打:右投左打
・身長/体重:187cm/93kg
・生年月日:1999年3月13日
・経歴:仁川学院高 – 近畿大
・ドラフト:2020年ドラフト1位
阪神の”左の大砲”として活躍する佐藤輝明も、出身高校は強豪校ではなかった。
仁川学院高では、2年春から4番打者として活躍した佐藤。最後の夏は兵庫県大会初戦で敗れたが、高校通算20本塁打を放つなどのパンチ力を示した。
高校卒業後は近畿大に進むと、2年春から3季連続でベストナインを獲得。3年秋と4年秋にはMVPを受賞し、関西学生リーグ新記録の通算14本塁打を放った。その後、ドラフト1位で阪神タイガースに指名され、プロ入りを果たした。
大卒1年目から開幕スタメンに名を連ね、開幕2戦目にはプロ初本塁打を記録。シーズン後半は打撃不振に陥ったが、最終的に打率.238ながら24本塁打、64打点を記録した。
翌2022年は全試合出場を果たし、打率.264、20本塁打、84打点をマーク。2023年も24本のアーチを描き、チームのリーグ優勝・日本一に貢献した。
昨季は120試合の出場で16本塁打を放つと、今季もすでに11本塁打をマークし、プロ入りから5年連続で2桁本塁打達成となった。今季は本塁打王のタイトルも狙える位置にいる。