大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



“駆け込みトレード“で…シーズン開幕直前に移籍した現役5人。緊急加入となった選手たち

2024/02/11

text By

photo

産経新聞社



西村天裕(千葉ロッテマリーンズ)

ロッテ・西村天裕
・投打:右投右打
・身長/体重:177cm/92kg
・生年月日:1993年5月6日
・経歴:和歌山商 – 帝京大 – NTT東日本
・ドラフト:2017年ドラフト2位

 
 開幕直前にトレード移籍となった西村天裕。新天地ではリリーフの地位を確立しつつある。
 
 NTT東日本から2017年ドラフト2位で北海道日本ハムファイターズに入団。プロ1年目から一軍登板を果たすと、26試合登板で10ホールドポイント(2勝2敗1セーブ8ホールド)、防御率3.52をマーク。
 

 
 翌2019年には35試合に登板し、1勝4ホールドポイント(3ホールド)、防御率3.83とまずまずの数字を残したものの、やや安定感を欠いていた。
 
 その後も目立つような成績を残せず、2023年3月に福田光輝との交換トレードで千葉ロッテマリーンズに加入。
 
 移籍初年度は開幕から21試合連続無失点と安定した投球を見せ、勝ちパターンの一角に加わった。最終的に自己最多の44試合に登板し、18ホールドポイント(4勝14ホールド)、防御率1.25の好成績をマークした。
 
 クライマックスシリーズ(CS)でも計4試合に登板するなど、チームの上位進出に貢献した西村。移籍2年目の2024年は、前年を上回るフル回転の働きが期待される。

1 2 3 4 5