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プロ入りできず“挫折”も…ドラフト指名漏れを経験した現役6人。悔しさを乗り越えた一流選手たち

2024/02/18

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産経新聞社



秋山翔吾(広島東洋カープ)

広島・秋山翔吾
・投打:右投左打
・身長/体重:184cm/86kg
・生年月日:1988年4月16日
・経歴:横浜創学館高 – 八戸大
・ドラフト:2010年ドラフト3位

 
 メジャーリーガーとしての経験も積んだ秋山翔吾は、高校時代に指名漏れを経験した1人だ。
 
 横浜創学館高(神奈川)では1年時からレギュラーを確保し、スカウトからの注目を集めていた秋山は、高校卒業後にプロ志望届を提出。しかし、足の故障が懸念材料となったのか、指名はされなかった。
 

 
 その後は八戸大に進むと、リーグ戦でヒットを量産。4年春には優秀選手賞、首位打者、最多打点、ベストナインの4冠を獲得するなど圧巻の成績を残し、2度目のドラフトで埼玉西武ライオンズからドラフト3位指名。念願のプロ入りが実現した。
 
 プロ2年目の2012年から正中堅手を担うと、2015年にはNPB記録となるシーズン216安打を放ち、球界を代表する打者へと成長した。
 
 さらに、2017年には首位打者(.322)と最多安打(185本)のタイトルを獲得し、リーグ優勝の原動力に。2020年からはメジャーリーグでもプレーし、2022年途中に広島東洋カープでNPBへ復帰した。
 
 巧みなバットコントロールで”安打製造機”とも呼ばれる秋山。今季もベテランとして、赤ヘル打線を牽引する活躍に期待が集まる。

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