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【野球人の言霊9】ソフトバンク・今宮を成長させた一つのエラー

2016/04/15

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「経験というだけで終わらせたくはない」(ソフトバンク・今宮健太)

 

 まだレギュラーに定着する以前のことだ。ある試合で、ソフトバンク1点ビハインドの8回裏1死満塁のピンチで、遊撃にゴロが飛んだ。しかし遊撃手の今宮健太が、これを悪送球。試合の行方がまだどちらにも転びそうな展開だっただけに、致命的なミスだった。

 

 エラーを犯した今宮は試合中にも関わらず、悔し涙をため込んだ。
 試合後、今宮はどういう言葉を発するのだろう? それが気になり、彼の後を追ったら、そんな言葉が返ってきたのだ。

 

「切り替えるのも大事なことだけど、この悔しさを忘れてはいけない」

 

 経験と片づけなかったところに、彼の野球選手としての意地を垣間見た気がする。この失策を機に今宮はさらなる成長を遂げた。「守備範囲が広い」という首脳陣の評価を不動のものにしている。

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