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メジャー断念で…他球団移籍を決断したFA戦士5人。MLB入りを熱望していた歴代選手たち

2023/12/13

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産経新聞社



谷繁元信

中日・谷繁元信
・投打:右投右打
・身長/体重:176cm/81kg
・生年月日:1970年12月21日
・経歴:江の川高
・ドラフト:1988年ドラフト1位
 
 NPB記録となる通算3021試合に出場するなど、一時代を築いた谷繁元信。2001年オフにメジャー移籍を目指したが、条件が折り合わずメジャー挑戦を断念した。
 
 1988年ドラフト1位で横浜大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)に入団。高卒1年目から一軍で出場機会を得るなど、早くから頭角を現した。
 

 
 1998年には司令塔としてチームをリーグ優勝、日本一に導き、ベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞。
 
 2001年には打率.262、20本塁打、70打点の好成績をマークすると、同年オフにメジャー移籍を目指し、FA権を行使した。
 
 サンディエゴ・パドレスなどが獲得オファーを出したが、好条件を得られずメジャー挑戦を断念。そのまま残留の可能性も残していたが、最終的に中日ドラゴンズへの移籍を決断した。
 
 新天地でも扇の要を担い、移籍後はゴールデングラブ賞を5度獲得。最後は選手兼任監督を務めるなど、中日の黄金期を支えた。

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