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FA流出がきっかけに!?他選手の移籍を機にレギュラーへ定着した6人。チャンスを掴んだ選手たち

2023/11/27

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産経新聞社



清水達也

中日・清水達也
・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/90kg
・生年月日:1999年11月3日
・経歴:花咲徳栄高
・ドラフト:2017年ドラフト4位
 
 2年連続で50試合以上に登板し、勝ちパターンの一翼を担う清水達也。又吉克樹のFA移籍の翌年に、大ブレイクを果たした。
 
 花咲徳栄高時代には3年夏の甲子園で優勝投手に。高校日本代表にも選出されるなど高い評価を受け、2017年ドラフト4位で中日ドラゴンズに入団した。
 

 
 プロ入り後は先発投手として経験を積んだが、思うような結果を残せず、2021年はわずか1試合の登板にとどまった。
 
 それでも、翌2022年から本格的にリリーフへ転向すると、高い安定感を発揮し、主に7回のマウンドを任された。同年は54試合登板で35ホールドポイント(3勝32ホールド)、防御率3.04の好成績を残した。
 
 今季もセットアッパーの役割を担い、50試合に登板。28ホールドポイント(3勝25ホールド)、防御率3.09と2年連続で安定した数字を記録した。
 
 今オフには「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」の日本代表にも選出され、チームの優勝に尽力。フル代表の経験を経て、来季以降のさらなる躍進に期待がかかる。

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