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一本釣りが“大成功! 単独ドラフト1位指名で入団した現役投手6人。活躍続ける一流選手たち

2023/10/22

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産経新聞社



栗林良吏

広島・栗林良吏
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/85kg
・生年月日:1996年7月9日
・経歴:愛知黎明高 – 名城大 – トヨタ自動車
・ドラフト:2020年ドラフト1位
 
 今季はやや苦しんだものの、ルーキーイヤーから守護神として圧巻の活躍を見せている栗林良吏。社会人ナンバーワンの評価を得ていたが、ドラフトでは単独1位指名となった。
 
 名城大時代からドラフト上位候補に名前が挙がっていた栗林。トヨタ自動車を経て、2020年ドラフト1位で広島東洋カープに入団。早川隆久(現楽天)、佐藤輝明(現阪神)に指名が集まる中、広島が一本釣りに成功した。
 

 
 プロ1年目は開幕からクローザーに抜擢。安定した投球を見せると、シーズン途中に開催された東京五輪でも守護神を任された。レギュラーシーズンでは53試合登板、37セーブ、防御率0.86と傑出した数字を残し、新人王に輝いた。
 
 翌2022年も48試合登板で31セーブ、防御率1.49の好成績をマーク。今季は不振で一時クローザーを外れたが、最終的に55試合に登板して防御率2.92にまとめた。
 
 来季は開幕から状態を上げ、セーブ王のタイトルを狙いたい。

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