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一本釣りが“大成功”! 単独ドラフト1位指名で入団した現役野手6人。活躍続ける一流打者たち

2023/10/22

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産経新聞社



(左から)森友哉、岡本和真、吉田正尚

プロ野球 最新情報

 2023年プロ野球ドラフト会議まで、残りわずかに迫った。ドラフトの目玉選手を獲得するには競合覚悟で1位指名をしなければならないが、過去には単独1位指名に成功した事例が数多く存在する。今回は、活躍を続ける単独ドラフト1位入団の現役野手を紹介する。

 

 

吉田正尚

オリックス・吉田正尚
出身:福井県
投打:右投左打
身長/体重:173cm/85kg
生年月日:1993年7月15日
ドラフト:2015年ドラフト1位
 
 充実したメジャー1年目を終えた吉田正尚。オリックス・バファローズ時代は打率3割が当たり前だった吉田は、2015年ドラフト1位指名を受けた選手だ。
 
 敦賀気比高校で1年生の時点から4番を打ち、甲子園に2度出場。高校通算52本塁打を放ち、青山学院大学に進学した。
 

 
 大学時代にもベストナイン獲得に加え、大学日本代表に選ばれるなど、主軸として見事な活躍を見せた吉田。和製大砲を求めていた球団の要望もあり、オリックスが1位で吉田を指名した。
 
 入団から2年間はけがに悩まされる時期を過ごした一方、2018年から5年連続打率3割をクリア。
 
 2020年からは2年連続で首位打者を獲得するなど、日本球界を代表するバッターとなった。
 
 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝でも日本代表を救うホームランを放ち、金メダル獲得の原動力となった吉田。メジャーリーグでも一時は首位打者争いにも加わる活躍を見せるなど、来季以降も期待させるポテンシャルを発揮した。

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