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新体制での“再建”へ…巨人、次期監督候補に挙がっていた5人。原監督退任で阿部新監督が誕生

2023/10/06

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産経新聞社



巨人・原辰徳監督(左)と阿部慎之助新監督

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 2023年シーズンをセントラル・リーグ4位で終えた読売ジャイアンツ。2年連続Bクラスに低迷し、指揮官を務めた原辰徳監督の今季限りでの退任が決定。来季は阿部慎之助新監督が指揮を執ることとなった。監督人事においては、他にも候補者の名前が挙がっていた。今回は、巨人の次期監督候補として名前が挙がった人物を紹介したい。

 

 

阿部慎之助

巨人・阿部慎之助ヘッドコーチ
 
 原辰徳監督から直々に後継者として指名されたのが、今季一軍ヘッドコーチを務めている阿部慎之助だ。
 
 2000年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団した阿部。ルーキーイヤーから正捕手格を担い、プロ2年目には早くもベストナインとゴールデングラブ賞を獲得した。
 

 
 2004年には33本塁打を放つなど、球界屈指の“打てる捕手”に成長。2012年には打率.340、27本塁打、104打点、出塁率.429と傑出した数字を残し、打撃3冠(首位打者、打点王、最高出塁率)に加え、最優秀選手(MVP)に輝いた。
 
 2015年以降は一塁へコンバートされ、晩年は代打の切り札としても活躍。2019年限りで19年間の現役生活に別れを告げた。
 
 引退後は巨人の二軍監督、一軍作戦コーチを歴任し、2023年は一軍ヘッドコーチ兼バッテリーコーチを務めた。
 
 現役時代には長らく正捕手としてチームを支え、リーグ優勝8回、日本一3回を経験している。来季からは監督としてチームをどのように導くのか注目だ。

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