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まさか…”ドラフト有力候補”から指名漏れとなった6人。壁に阻まれた有望株たち

2023/09/05

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産経新聞社



(左から)田澤純一、栗林良吏、藤岡裕大

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 いよいよシーズン終盤を迎えたプロ野球。優勝に向かってラストスパートをかける時期になってきたが、10月にはドラフト会議も実施される。これまでに様々なドラマが生まれたドラフト会議では、予想だにしない「指名漏れ」を経験した選手も少なくない。今回は、ドラフト有力候補と評価されていながら、指名漏れとなった選手を6人紹介する。

 

 

谷田成吾

慶応・谷田成吾
出身:埼玉県
投打:右投左打
身長/体重:183cm/86kg
生年月日:1993年5月25日
経歴:慶応-慶應大

 
 まさかの指名漏れを経験した選手の一人が、慶應大学に在学した谷田成吾だ。
 
 慶応高校では1年生の春から4番を任される存在となり、早い段階で注目を集めた谷田。左の長距離砲として高校時代は通算76本塁打を記録した。その後、慶應大学に進学し、2年の春にレギュラーを掴み取った。
 

 
 谷田は読売ジャイアンツで活躍した高橋由伸にあやかって「由伸2世」と呼ばれ、大学では通算15本塁打を放ち、大学日本代表に選出。指名の可能性が高いと言われていたものの、ドラフト会議で名前を呼ばれることはなかった。
 
 明確な理由は当然判明していないが、本塁打の多くが東京大学相手だったこと、一発はあるが安定感に欠けることなどが挙げられていた。
 
 社会人野球のJX-ENEOS、独立リーグの徳島インディゴソックスを経て現役を引退し、現在は関西独立リーグ専務理事の職に就いている。

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