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FA権取得で”決断”…FA宣言残留した一流プレーヤー6人。球団愛を貫く現役選手たち

2023/01/03

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産経新聞社



栗山巧(埼玉西武ライオンズ)

西武・栗山巧
・投打:右投左打
・身長/体重:177cm/85kg
・生年月日:1983年9月3日
・経歴:育英高
・ドラフト:2001年ドラフト4巡目
 
 今季でプロ22年目を迎える大ベテランの栗山巧も、FA宣言残留を決断してチーム愛を貫いた選手の1人だ。
 
 2001年ドラフト4巡目で西武ライオンズに入団した栗山は、2004年に一軍デビュー。徐々に出場機会を増やすと、2008年からは不動のレギュラーに定着。
 

 
 同年は138試合出場、打率.317、167安打、11本塁打、72打点の好成績を残し、最多安打とベストナインに輝いた。
 
 さらに、2010年には全144試合に出場。打率.310、74打点、出塁率.400の活躍でベストナインとゴールデングラブ賞のW受賞を果たした。
 
 その後も安定した数字を残し、2012年シーズンからは主将に就任。文字通りチームを牽引する存在となった。
 
 海外FA権を取得した2016年オフには、FA権を行使した上で残留を発表。FA流出の多い球団だったがチーム愛を貫いた。
 
 2021年には、生え抜き選手として球団史上初となる通算2000安打を達成。2023年には40歳を迎えたが、卓越した打撃技術は健在だ。

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