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“全国制覇”まであと一歩…決勝戦で敗れた甲子園のスター5人。夏準優勝となったプロ野球選手たち

2023/08/22

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産経新聞社



中村奨成(広島東洋カープ)

中村奨成(広陵高)

・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/81kg
・生年月日:1999年6月6日
・経歴:広陵高
・ドラフト:2017年ドラフト1位
 
 大会最多本塁打記録を更新するなど、一躍甲子園のスターとなった中村奨成も、決勝で悔し涙を呑んだ1人だ。
 
 広陵高で1年夏から正捕手に抜擢され、身体能力の高い捕手として早くから注目を集めた中村。3年夏の広島県大会は故障もあって苦しんだが、最後の夏にして甲子園出場の切符を掴んだ。
 

 
 聖地では、初戦の中京大中京戦で2本塁打をマーク。その後もアーチを量産し、準決勝の天理戦で6本目の本塁打を放って大会新記録を更新した。
 
 全国制覇と本塁打記録の更新が期待された花咲徳栄との決勝戦では本塁打こそなかったが、3安打猛打賞を記録。しかし、チームは4-14で敗れ、悔し涙を流した。
 
 同大会では6試合で打率.679、6本塁打、17打点と圧倒的な活躍を見せた中村は、同年のドラフト1位で広島東洋カープに入団。
 
 大きな期待が寄せられているが、ここまで一軍には定着できず苦しんでいる。甲子園で見せた輝きを取り戻すことができるか注目だ。

 

 
【了】

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