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日本ハム・上沢直之が語る中学時代。ピッチングのコツは”遠投”にあり!?(インタビュー前編)

2023/08/17

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産経新聞社



マラソン大会で「プレステ」をゲット!

― ボールを投げるのが得意だったということは、運動神経にも優れていたと推測しますが、小さい頃はどんな遊びをしていましたか。
 
上沢 父親とバッティングセンターに行ったり、ゴルフの打ちっぱなしにも連れて行ってもらったり、父親が好きなことについていく感じでした。海に行って、ボディボードで遊んだ記憶もあります。外で遊ぶのが好きでした。
 
― SNSで小学6年生時の写真を見たことがありますが、結構、ぽっちゃりしていますよね。
 
上沢 だいぶ、でかいです(笑)。あれには理由があって、小2の頃に「マラソン大会で3位以内に入ったらプレステを買ってやる」と言われて、頑張って2位に入ったんです。それでゲームをやる時間が一気に増えて、運動量が落ちました。『クラッシュ・バンディクー』にハマって、高学年になってから、『パワプロ』(実況パワフルプロ野球)をやるようになりました。でも、野球のルールはわかってないです。プロ野球中継を見ていても、「何で外野がフライ捕っているのに、サードランナーが走っているの?」(犠牲フライ)というレベルの理解でした。
 

 
― 小学6年生時の身長体重は覚えていますか。
 
上沢 たぶん、163センチ、70キロぐらいですかね。そこから背が伸びて、高校入学時に183センチ73キロぐらいになったと思います。
 
― ぽっちゃり体型から、スラリとした体型に。
 
上沢 牛乳が好きで、3食すべて牛乳を飲んでいました。あと、よく寝ましたね。遅くても22時前には寝ていたのも、良かったのかもしれません。夜更かしした記憶はありません。(後編につづく)

【書籍情報】

『新時代の中学野球部
勝利と育成の両立を目指す名将の指導論』
大利実 著
定価:1,980円(本体1,800円+税)


 
「効率化」「初心者指導」「合同チーム」「部員減」
部活動の悩み・難題について指導現場での解決策を指南
 
部活動ガイドラインの導入によって、以前に比べて活動時間が短くなっている中学野球部。
現場には多くの課題があり、日々指導者が悩みながら生徒たちと向き合っている。
 
劇的に環境が変化する部活動において、勝利と育成の両立を目指す名将の指導法や解決策を紹介。

 

 
【了】

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