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これぞ“ダイヤの原石”…今季中に1軍戦力となり得る若手有望株5人。ポテンシャル抜群の選手たち

2023/07/16

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産経新聞社



井坪陽生(阪神タイガース)

阪神・井坪陽生
・投打:右投右打
・身長/体重:177cm/86kg
・生年月日:2005年3月17日
・経歴:関東第一高
・ドラフト:2022年ドラフト3位

 
 ファームでは高卒ルーキーらしからぬ好成績を残している井坪陽生。今季中の一軍昇格が期待される逸材だ。
 
 関東第一高時代に甲子園出場こそなかったが、高校通算32本塁打を記録。走攻守三拍子揃った外野手と高い評価を受け、2022年ドラフト3位で阪神タイガースに入団した。
 

 
 ファームでは開幕から持ち前の打棒を遺憾なく発揮し、一時はウエスタン・リーグで打率トップに躍り出た。その後もコンスタントに安打を積み重ねており、ここまで打率.298、3本塁打、29打点の好成績をマークしている。
 
 圧倒的な打撃を見せる一方で、外野守備にも定評がある井坪。広い守備範囲を求められる中堅のポジションも無難にこなし、ここまで失策ゼロ。攻守に高いパフォーマンスを発揮している。
 
 チームでは、不動のリードオフマン・近本光司が右肋骨骨折で戦線を離脱。優勝争いを繰り広げているだけに、他選手の状態次第では、高卒1年目の有望株に白羽の矢が立つ可能性も十分に考えられるだろう。

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