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これぞ“ダイヤの原石”…今季中に1軍戦力となり得る若手有望株5人。ポテンシャル抜群の選手たち

2023/07/16

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産経新聞社



(左から)松尾汐恩、井坪陽生、竹山日向

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 2023年のレギュラーシーズンも、まもなく前半戦を終えようとしている。入れ替わりの激しいプロ野球の世界では、今季も多くの選手が一軍の舞台を経験している。しかし、今季一軍未出場の若手有望株も、まだまだ存在する。ここでは、後半戦の秘密兵器となるポテンシャルを秘める5人の選手を紹介したい。(今季成績は17日時点)

 

 

羽田慎之介(埼玉西武ライオンズ)

・投打:左投左打
・身長/体重:191cm/84kg
・生年月日:2003年12月25日
・経歴:八王子学園八王子高
・ドラフト:2021年ドラフト4位

 
 “和製ランディ・ジョンソン”の異名を持ち、ポテンシャル抜群の左腕・羽田慎之介。ファームでは150キロ超の直球を連発し、大器の片鱗を覗かせている。
 
 八王子学園八王子高時代には、191センチの長身から繰り出される威力抜群の直球で注目された羽田。高校3年夏の大会は故障で登板できなかったが、潜在能力を買われて埼玉西武ライオンズからドラフト4位指名を受けた。
 

 
 ルーキーイヤーは、身体づくり中心の1年に。二軍戦での登板もわずか5試合にとどまり、防御率7.04と低調な数字に終わった。
 
 それでも高卒2年目の今季は、ここまで二軍で7試合(27回2/3)を投げ、1勝1敗、防御率2.28、奪三振率8.46と優秀な数字を記録。特に直球は最速157キロを計測するなど、着実な成長を見せている。
 
 首脳陣やチームメイトも素質を高く評価しており、将来的には球界を代表するサウスポーになり得る逸材だ。今季中の一軍デビューはあるのか、注目が集まる。

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