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このままでは終われない…巨人、伸び悩むドラフト上位入団の6人。プロの世界でもがく選手たち

2023/10/09

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産経新聞社



畠世周


・投打:右投左打
・身長/体重:186cm/82kg
・生年月日:1994年5月31日
・経歴:近大福山高 – 近畿大
・ドラフト:2016年ドラフト2位
 
 プロ7年目を迎える畠世周。実力を発揮するシーズンもある一方で、ここまでのキャリアでは多くの故障に苦しんでいる。
 
 近畿大から2016年ドラフト2位で読売ジャイアンツの一員となった畠。ルーキーイヤーは右肘手術の影響で出遅れたが、シーズン後半に先発ローテーションに定着。同年は13試合に先発して6勝4敗、防御率2.99の好成績を残した。
 

 
 その後は再び故障に苦しんだものの、2021年にリリーフとして自己最多の52試合に登板。4勝3敗11ホールド、防御率3.07をマーク。
 
 しかしながら、翌2022年はコンディション不良もあり、前年を大きく下回る27試合の登板にとどまった。
 
 今季は開幕前に右肘のクリーニング手術を敢行。シーズンの大半をリハビリに費やしたが、ファームでは実戦復帰し好投を披露。故障の癒えた来季が、勝負のシーズンとなる。

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