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まさかの“交代劇”…シーズン途中で休養を余儀なくされた監督5人。責任を取った指揮官たち

2024/02/23

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産経新聞社



森脇浩司

オリックス・森脇浩司監督
出身:兵庫県
投打:右投右打
身長/体重:177cm/71kg
生年月日:1960年8月6日
ドラフト:1978年ドラフト2位

 
 2014年にオリックスを2位に導いた森脇浩司。翌年は優勝が至上命題とされたなか、まさかの休養という結末に終わった。
 
 社高校時代はショートを守り、中でも強肩は目を見張るものがあった。近鉄に入団すると、新人ながら57試合に出場して打率.316を記録。ただ、翌年以降は出場機会を減らし、広島や南海(現:ソフトバンク)など複数球団を転々とした。
 

 
 1996年をもって現役生活にピリオドを打ち、コーチを中心に指導者としてのキャリアを積む。
 
 2012年に監督代行という形でオリックスを指揮すると、2013年から正式に監督として就任。就任2年目の2014年、最後の最後で惜しくも優勝を逃したがチームを2008年以来のAクラス(2位)に導いた。
 
 シーズンオフに大型補強を敢行し、2015年の優勝候補と目されたオリックス。だが、けが人に加えて不調に苦しむ選手が続出し、開幕から大きく出遅れてしまった。
 
 5月を終えて自力優勝の可能性が消滅したこともあり、自ら休養を申し出た森脇。悔しさを噛み殺した会見での表情は、無念さを象徴するものだった。

 

 

 
【了】

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