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彼らはレギュラーを獲れる? 伸び悩んでいる元有望株選手6人。ポテンシャルは一級品だが…

2023/12/20

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産経新聞社



宇草孔基

適時打を放つ、広島・宇草孔基
出身:東京都
投打:右投左打
身長/体重:185cm/82kg
生年月日:1997年4月17日
ドラフト:2019年ドラフト2位
 
 今季は1軍出場がないカープの宇草孔基も、レギュラー候補という期待を受けながら、思うような成績が残せていない選手だ。
 
 常総学院時代には、3年春の甲子園でチームをベスト8に導いたほか、個人でも1試合5盗塁を記録。高校卒業後は法政大学に進学した。
 

 
 大学では3年秋までレギュラーを掴めなかったものの、その後は実力を遺憾なく発揮。4年時の日米大学選手権では、日本代表の一員として優勝に貢献し、ドラフト2位で広島に入団した。
 
 ルーキーイヤーから1軍の試合にも多く出場していたが、シーズン終盤に死球の影響で右腓骨骨折という不運に見舞われた。
 
 一転して2年目は打撃で存在感を示し、交流戦の楽天戦では田中将大からプロ初ホームランも記録。その後は不振もあったが、43試合出場でシーズン打率.291(規定未満)という数字を残した。
 
 今季は1軍出場なしに終わり、ファームでも打率2割台前半と低迷。勝負のシーズンとなる来季、復活が待ち望まれている。

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