大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



“超逸材”がまさか…阪神、期待外れに終わったドラフト1位選手5人。今世紀のドラ1失敗例に

2024/01/30

text By

photo

産経新聞社



二神一人


・投打:右投右打
・身長/体重:185cm/88kg
・生年月日:1987年6月3日
・経歴:高知高 – 法政大
・ドラフト:2009年ドラフト1位
 
 背番号「18」を背負うなど、大きな期待が寄せられていた二神一人。しかし、白星を掴むことができないまま、ユニフォームを脱ぐ結果となった。
 
 法政大時代には、エースとして全国制覇の原動力に。日米野球では大学日本代表のエース格を担うなど、世代を代表する投手として高い評価を得た。
 

 
 その後、2009年ドラフト会議で、菊池雄星を外した阪神タイガースから1位指名を受けプロ入りを果たす。
 
 ルーキーイヤーから春季一軍キャンプに抜擢されたが、故障の影響もあって入団後2年間は一軍登板なしに終わった。
 
 プロ3年目の2012年にようやく一軍デビューするも、同年は4試合登板のみ。2015年は12試合に登板し、防御率2.57の成績を残したが、翌2016年はまたも一軍のマウンドに上がることはできなかった。
 
 同年オフに戦力外通告を受け、現役引退を決断。ドラフト1位入団も、通算27試合、0勝3敗1ホールド、防御率5.31という成績に終わった。

1 2 3 4 5