チームを裏切った!? プロ野球、“亡命騒動”を起こした助っ人5人。夢を追った外国人選手たち
2023/05/05
産経新聞社

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順調に日程を消化している2023年シーズンのプロ野球。一方で、開幕前にはWBCキューバ代表としてプレーしたジャリエル・ロドリゲス(中日)の亡命が報道され、球界に激震が走ったことも記憶に新しい。そこで今回は、過去にNPB球団と契約しながらも亡命を決断した助っ人外国人選手5人を紹介する。
ジャリエル・ロドリゲス
・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/97kg
・生年月日:1997年3月10日
・経歴:エスクエラアルマンドメストレ高 – キューバ・カマグエイ
160キロを超えるストレートと多彩な変化球を武器に、昨季の最優秀中継ぎ投手にも輝いたジャリエル・ロドリゲス。今季も8回の男として期待されていたが、まさかの結末となった。
キューバ出身のロドリゲスは、2019年11月に行われたWBSCプレミア12で好投。将来性を買われ、2020年に育成契約で中日ドラゴンズに入団した。
同年8月に支配下登録されると、初登板初先発となった巨人戦では6回までノーヒットに抑えるなど素質の一端を見せた。
チーム事情もあってセットアッパーを務めた昨季は、チームトップタイの56試合に登板。45ホールドポイント、防御率1.15と抜群の安定感を見せ、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。
WBC2023では、同僚のライデル・マルティネスらとともにキューバ代表として出場。シーズン前に来日する予定だったが、球団とは一切連絡が取れず、音信不通状態に。MLB移籍を目指した亡命が報道された。