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ブレイク必至⁉ ヤクルト、次世代のスター候補選手5人。プロスペクトの若手たち

2023/02/14

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産経新聞社



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 2023年シーズンは、球団初のセントラル・リーグ3連覇を目指す東京ヤクルトスワローズ。2022年は木澤尚文や長岡秀樹ら若手選手の台頭が目立った。リーグ王座の死守、日本一奪還には、昨季同様に若手の底上げが不可欠といえる。そこで今回は、ブレイク必至と目されるヤクルトの次世代スター候補5人を紹介する。

 

 

山下輝


・投打:左投左打
・身長/体重:188cm/100kg
・生年月日:1999年9月12日
・経歴:木更津総合高‐法政大
・ドラフト:2021年ドラフト1位
 
 昨季はシーズン終盤から先発ローテーションの一角を担った山下輝。2023年シーズンは開幕ローテーション入りが期待される。
 
 法政大時代に世代屈指の大型左腕と評価を受け、2021年ドラフト会議では2球団から1位指名。抽選の末、東京ヤクルトスワローズに入団した。
 

 
 ところが、ドラフト指名後に左手尺骨の疲労骨折が判明。プロ生活はリハビリからのスタートを余儀なくされた。
 
 夏場に戦列復帰を果たすと、二軍で6試合に登板し、3勝0敗、防御率1.59をマーク。シーズン終盤に満を持して一軍へ昇格した。プロ2試合目の登板で8回途中無失点の好投を見せ、プロ初勝利を挙げた。
 
 そのまま先発ローテーション入りし、同年の日本シリーズ第5戦でも先発登板。5回3失点と試合を作るなど、ルーキーらしからぬマウンド捌きを見せた。
 
 プロ1年目は故障で出遅れたが、ポテンシャルの高さを証明したシーズンとなった。リーグワーストの先発防御率3.84と苦しんだチームの救世主となれるか。

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