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スター不在…苦しむ97年世代の打者5人(4)トレード相手の活躍はまばゆいが…

2022/12/09

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産経新聞社提供



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 プロ野球では世代の顔となる選手が生まれるものだ。96年世代には岡本和真、98年世代には牧秀悟、99年世代には村上宗隆など続々とスターが誕生している。
 
 一方で97年世代には、投手は小笠原慎之介、森下暢仁などチームの柱となる選手の活躍が目立つなか、野手では今季大卒3年目の髙部瑛斗がブレイクしたものの、その他はやや淋しい内容の選手が目立っている。甲子園での活躍が、現状としてピークになっている選手も多い。そこで今回は、97年世代で飛躍が待たれる打者5人を紹介する。

 

 

廣岡大志


投打:右投右打
身長/体重:183センチ/81キロ
生年月日:1997年4月9日
経歴:智弁学園高
ドラフト:2015年ドラフト2位
 
 廣岡は奈良・智辯学園高から2016年にドラフト2位で東京ヤクルトスワローズへ入団。9月下旬に1軍昇格を果たすと、同月29日のDeNA戦で初打席初本塁打を放つ。高卒の新人野手の初打席本塁打は、リーグ56年ぶりの快挙となった。1軍では2試合の出場にとどまったが、2軍では本塁打と打点のチーム2冠に輝き、将来を期待させるものとなった。
 
 プロ4年目となった19年は開幕から41打席連続無安打と極度の不振に陥ったが、徐々に調子を上げ、9月には月間打率.333を記録した。また同月22日の巨人戦で自身初となる2桁本塁打に到達。結果的に出場試合数(91試合)もキャリアハイのものとなった。
 
 21年の開幕前に田口麗斗との交換トレードで巨人に移籍。4月1日に1軍昇格を果たすと、13日の中日戦では決勝点となる本塁打を放つなどアピールを続けた。最終的に78試合に出場し、打率.189、5本塁打、15打点の成績と低打率ながらもパンチ力を見せた。
 

 
 しかし移籍後2年目となる今シーズンは28試合の出場にとどまり、本塁打は0。持ち前の長打力を発揮できなかった。2軍でも82試合に出場して、打率.227と思うような数字を残せなかった。坂本勇人がベテランの域に入り、遊撃手の世代交代が叫ばれる中、定位置を勝ち取れるか期待がかかる。