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まさかの大不振…日本シリーズで「逆シリーズ男」となった5人(4)徹底マークにあった強打者

2022/10/27

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産経新聞社



プロ野球最新情報

日本のプロ野球は日本シリーズに突入し、まもなく2022年シーズンが幕を閉じる。最後の総決算として行われる日本シリーズは、世間からの注目度が特に高くなる。そのため、レギュラーシーズンで活躍を見せながら、日本シリーズで成績を残せなかった選手も少なくない。そこで今回は、日本シリーズで「逆シリーズ男」となってしまった5人を紹介する。

 

 

阿部慎之助(2013年)


 
出身:千葉県
投打:右投左打
身長/体重:180cm/97kg
生年月日:1979年3月20日
ドラフト:2000年ドラフト1位

 
 ジャイアンツの正捕手として長らく活躍した阿部慎之助も、日本シリーズで結果を残せなかった年がある。
 
 2001年のルーキーイヤーからスタメンの座を掴み、毎年のように安定した活躍を見せた阿部。早くから経験を重ねた阿部は2008年・2009年の日本シリーズで活躍し、2009年は2本塁打を放ってシリーズMVPを獲得した。
 
 ジャイアンツが優勝を成し遂げた2013年、阿部は打率3割こそ逃した(.296)一方、32本塁打という成績でチームを引っ張った。迎える相手は、パ・リーグ初優勝から日本シリーズまで進んだ楽天イーグルス。
 

 
 阿部を警戒したイーグルス投手陣は、慎重な配球によって四球が多くなった。1戦目・2戦目は合計で4四死球(3四1死)を与え、気持ちよくスイングをさせない配球を見せたのだ。結果的に、阿部は7試合で打率.091、0本塁打、1打点に終わる。1打点は犠牲フライによるもので、タイムリーすらないままシリーズを終えたことは、本人にとって間違いなく大きな誤算だったはずだ。



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