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離脱さえなければ…“ガラスのエース”5人。ポテンシャルは間違いない現役投手たち

2022/08/26

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産経新聞社



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プロ野球の世界には、いつの時代にも離脱さえしなければ球界を代表する選手であろうという「ガラスの天才」がいる。特に投手においては、肩や肘の故障により、誰もが認めるポテンシャルを持ちながら、本来の投球ができない悲運な投手が数多く存在する。今回はガラスのエースを5人紹介する。(現役投手編)

 

 

髙橋遥人(阪神タイガース)


 
 2017年ドラフト2位で阪神へ入団。1年目の4月にプロ初登板初先発初勝利を記録した。6月までに6試合に先発し、2勝を挙げるも、左肩のコンディション不良のため、その後は登板なしに終わる。
 
 19年シーズンは5月に1軍復帰すると、自己最多の19試合に登板。クライマックスシリーズ(CS)でも先発するなど期待値の高さをうかがわせた。20年シーズンも左肩の不調で開幕から出遅れてしまう。それでも、12試合に登板し、1完投を含む5勝(4敗)、防御率2.49と非凡な能力を発揮した。
 

 
 昨季は、開幕からのフル回転が期待されたが、キャンプ中に故障し、1軍復帰は9月に。復帰後は、2試合連続完封勝利を記録するなど、7試合登板で4勝(2敗)、防御率1.65と抜群の安定感を見せた。中でも奪三振率は圧巻の10.10。49イニングで55個の三振を奪った一方、与四球はわずかに5つだった。
 
 同年のCSでも初戦の先発を任されるなどエースの片鱗を見せたが、今季は4月に「不安を取り除いて万全の状態にするため(球団HPコメントより)」に、左肘内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けたことが発表され、今シーズン中の復帰は絶望的となっている。
 
 ノビのあるストレートから高い奪三振能力を誇る髙橋。故障さえなければ、球界を代表する左腕になってもおかしくない存在である。髙橋の復帰を待ち遠しいファンも多いはずだ。

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