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阪神、元オリックスのアデルリン・ロドリゲス獲得&島本浩也の支配下復帰を発表 島本「成績でしっかり恩返ししたい」

2022/06/20

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産経新聞社



阪神タイガース 最新情報(最新ニュース)

 阪神タイガースは20日、アデルリン・ロドリゲス内野手と選手契約を締結、育成選手の島本浩也投手と支配下契約を締結したと発表した。背番号はロドリゲスが「91」、島本が「120」から「46」に変更となる。

 

 
 ロドリゲスは、ドミニカ共和国出身の30歳。身長192センチ、体重95キロ。右投右打の内野手だ。2020年はオリックスでプレーしたが、59試合出場で打率.218、6本塁打と結果を残せず。今季はパドレス傘下3Aのエルパソに所属し、45試合出場で打率.272、12本塁打、OPS.880(出塁率.342+長打率.538)をマークしていた。
 
 ロドリゲスは、球団を通じて「日本に戻り、タイガースでプレーする機会を頂き、とても嬉しく思います。タイガースのファンの素晴らしさは知っていますので、甲子園で皆さんの前でプレー出来るのを楽しみにしています。タイガースの勝利に貢献できるようにベストを尽くしたいと思います。ガンバリマス!」と意気込みを語った。
 
 島本は、福知山成美高から2010年育成選手ドラフト2位で阪神に入団。14年シーズン途中に支配下契約を勝ち取り、19年にはリリーフとして63試合登板、防御率1.67の好成績を残し、ブルペン陣に欠かせない存在となった。しかし、翌20年に左肘内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、オフに育成契約に移行。長いリハビリ期間を経て、今季は5月29日の中日との二軍戦で実戦復帰を果たしていた。通算成績は、105試合(104回1/3)を投げ、5勝0敗1セーブ14ホールド、98奪三振、防御率3.54となっている。

 島本は、球団を通じてコメントを発表。「2年8カ月リハビリにかかったのですが、長かったなと感じています。なかなか状態も上がらず苦しかったのですが、トレーナーさんやいろいろな方に支えてもらいここまで来ることができたので、これからは成績でしっかり恩返ししたいです。」と完全復活を誓った。