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千葉ロッテの“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、マリーンズレジェンド選手たちの成績は?

2022/05/17

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産経新聞社



今江敏晃・年晶(いまえとしあき)


投打:右投右打
身長/体重:180センチ/89キロ
生年月日:1983年8月26日
経歴:PL学園高
ドラフト:2001年ドラフト3巡目
〇ベストナイン:1回(2005年)
〇ゴールデングラブ賞:4回(2005-08年)
〇オールスターゲーム出場:2回(2006、13年)
〇ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場:1回(2006年)
※チーム在籍時のみ。楽天時代にオールスター1回出場。
 
 積極的にスイングを仕掛け、広角に安打を打ち分けた今江。大舞台に滅法強く、日本シリーズMVPを2回(2005、10年)獲得した。高卒4年目の2005年にサードのポジションを奪取。レギュラーシーズンでは主に下位を打ったが、打率.310、71打点の好成績でベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞。ポストシーズンでも強烈な存在感を示し、日本シリーズ記録となる打率.667(15打数10安打)と驚異的な数字を残して31年ぶり日本一の立役者となった。さらに、10年にはキャリアハイの打率.331、176安打、77打点をマーク。迎えた日本シリーズでは、打率.444(27打数12安打)とまたも打棒を爆発させ、「史上最大の下剋上」と呼ばれたリーグ3位からの日本一を達成。2000年代中盤~10年代中盤までレギュラーの座は譲らず、攻守に渡ってチームを支えた。

 チーム在籍時の通算成績は、1411試合出場、打率.264、1424安打、93本塁打、637 打点、30盗塁となっている。
 
 
今回挙げた5人の他にも、河内卓司、坂本文次郎、西村徳文などが三塁手としても活躍を見せた。

 

ロッテ 歴代最強選手

●投手部門
捕手部門
一塁手部門
二塁手部門
三塁手部門
●遊撃手部門
●外野手部門

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