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巨人の“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、ジャイアンツレジェンド選手たちの成績は?

2022/04/02

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産経新聞社



巨人の歴代ベストナイン・三塁手部門

 球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(読売ジャイアンツ・三塁手編)

 

 

長嶋茂雄(ながしましげお)


投打:右投右打
身長/体重:178センチ/76キロ
生年月日:1936年2月20日
経歴:佐倉一高-立教大
〇最優秀選手(MVP):5回(1961、63,66,68、71年)
〇新人王(1958年)
〇首位打者:6回(1959-61、63、66、71年)
〇本塁打王:2回(1958、61年)
〇打点王:5回(1958、63、68-70年)
〇最多出塁率(現最高出塁率):3回(1959-61年)
〇ベストナイン:17回(1958-74年)
〇ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞):2回(1972-73年)
〇オールスターゲーム出場:16回(1958-63、65-74年)
 
 プロ野球の歴史を彩った“ミスタージャイアンツ”。鳴り物入りで入団すると、ルーキーイヤーから三塁の定位置を獲得。打率.305、リーグ最多の153安打(当時最多安打の連盟表彰なし)、29本塁打、92打点、37盗塁をマークし、いきなり打撃2冠(本塁打・打点)とベストナイン、新人王に輝いた。翌年からは不動の4番打者として君臨し、3番・王貞治との「ON砲」は球界を席巻。チームを9年連続日本一「V9」(1965-73年)に導いた。17年間の現役生活でV9時代の3度を含む最優秀選手(MVP)5回、首位打者6回、本塁打王2回、打点王5回、最多出塁率(現最高出塁率)3回を受賞し、史上唯一の現役全シーズンでベストナインを受賞。通算成績(※2021年終了時点)を見ても、主要打撃部門すべてで上位15人(打率12位、安打9位、本塁打14位、打点7位)に名を連ねるなど歴代屈指の数字を残した。

 通算成績は、2186試合出場、打率.305、2471安打、444本塁打、1522打点、190盗塁となっている。

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