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巨人の“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、ジャイアンツレジェンド選手たちの成績は?

2022/04/02

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産経新聞社



原辰徳(はらたつのり)

投打:右投右打
身長/体重:181センチ/84キロ
生年月日:1958年7月22日
経歴:東海大相模高-東海大
ドラフト:1980年ドラフト1位
〇最優秀選手(MVP):1回(1983年)
〇新人王(1981年)
〇打点王:1回(1983年)
〇ベストナイン:5回(1983、87-88、90-91年)※1990-91年は外野手部門での受賞。
〇ゴールデングラブ賞:2回(1987-88年)
〇オールスターゲーム出場:11回(1981-88、90-92年)
 
 2022年シーズンで監督通算16年目を迎え、リーグ優勝9回、日本一3回を誇る名将。現役時代は“若大将”の愛称で親しまれた。プロ1年目からレギュラーとして22本塁打を放つなど持ち味の長打力を発揮し、新人王を受賞。順調にスター街道を駆け上がり、83年には打率.302、32本塁打、103打点をマークして打点王とベストナインを戴冠。リーグ優勝の立役者となり、最優秀選手(MVP)にも選出された。その後も左手有鈎骨骨折、左脚アキレス腱部分断裂などの故障にも屈せず、巨人軍不動の4番打者としてチームを牽引。外野、一塁へのコンバートもありながら、主力として活躍を続けた。チーム一筋15年間を貫き、ルーキーイヤーから12年連続20本塁打以上(うち30本塁打以上6度)を記録。選手としても輝かしい実績を残した。

 通算成績は、1697試合出場、打率.279、1675安打、382本塁打、1093打点、82盗塁となっている。

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