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ヤクルトの“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、スワローズレジェンド選手たちの成績は?

2022/03/18

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産経新聞社



宮本慎也(みやもとしんや)

投打:右投右打
身長/体重:176センチ/82キロ
生年月日:1970年11月5日
経歴:PL学園高-同志社大-プリンスホテル
ドラフト:1994年ドラフト2位
〇ベストナイン:1回(2011年)
〇ゴールデングラブ賞:10回(1997、99-2003、09-12年)※1997、99-2003年は遊撃手部門での受賞。
〇オールスターゲーム出場:8回(2002-03、07-09、11-13年)
〇アテネオリンピック出場(2004年)
〇ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場:1回(2006年)
〇北京オリンピック出場(2008年)
 
 歴代屈指の名手として知られ、ゴールデングラブ賞を計10回(遊撃手6回・三塁手4回)受賞した宮本。打撃面では、犠打のシーズン記録(67個)を保持するなどつなぎ役に徹し、打率3割(規定以上)にも4度到達した。1996年途中からレギュラーを獲得。2007年まで不動の正遊撃手として攻守に躍動し、2度の日本一(1997、2001年)に大きく貢献。日本代表でも主将を務めるなど強いキャプテンシーも兼ね備えた。晩年の08年途中に三塁へ主戦場を移すと、本職の遊撃と肩を並べるほどの守備力で09年から4年連続ゴールデングラブ賞を戴冠。特に11年には打率.302、143安打、三塁手のシーズン最高記録となる守備率.997(失策1)をマーク。キャリア唯一のベストナインにも輝いた。

 通算成績は、2162試合出場、打率.282、2133安打、62本塁打、578打点、111盗塁となっている。

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